MBA留学日記 University of Colorado at Boulderとその後
MBA留学日記。2006年7月からの2年間の学生生活とその後の東京生活。個人的なブログであり、公式なものではございません。
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今週の八田さんは2005年5月3日のメールから
高野様

ご返事遅くなりました。ケーブルモデムが故障していたみたいで、メールが使用できませんでした。すみません。
Jackの解説は丁寧ですね。非常に役に立つかもしれません。ご依頼することがあるかと思いますがよろしくお願いいたします。
TOEFLは体調が絶不調の状態で受けたのでスコアはあまり期待できないとは思ったのですが、L21,S11-27,R25くらいで、おそらく233?237と言う所でしょう。やはり久しぶりに受けると厳しいですね。そちらの5/1はいかがでしたか?
最近も体調がなかなか芳しくないのですが、何とか暮らしてます。また飲みに行きましょう。
VaiのDVDのタイトルは STEVE VAI: LIVE AT THE ASTORIA LONDON です。
本当に遅くなって申し訳ございません。それでは失礼いたします。

八田
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ちょっと飛びますが、5月のメールです。3月に退学されてから塾講師をされていました。その後、若干の間連絡が取れていませんでした。退学後は再度の留学を考えられていましたので、あんな体調にもかかわらずTOEFLを受けに行っていたんですね。いやまあこのころの八田さんはTOEFLは比較的余裕だったかも知れませんね。ちなみに八田さんのMAX TOEIC SCOREは930点でした。
このメールにある5/1の私のTOEFLは大撃沈の203点、もうアホは苦労します。

Jackというのはフロリダ在住のおじさんでTOEFL GMATのEssay添削をE-mailを通じてやってくれます。この人はすごい!多くの関西在住MBA志望者はJACKのお世話になっているはず。TOEFLは最後に30分でEssayを書く問題が出ていました(今は若干変わっているようです=知っている方、コメントください)。「街に映画館ができることになったが、あなたは賛成か反対か。」などについて、多くの人は決まったFormを使って書いていきます。この先生の資料(私の添削済みのEssay)を紹介したのですが、なかなかよかったようです。

3月には前述のブログのようにいろんなことがあったので、よくお話をしました。そういえば、退学前日のご決断の日、夜に相談をしたいとのお話を頂いたので、「銭湯いきましょう!」といって一緒に千里中央のSuper銭湯に行った記憶がよみがえりますね。私は常に前向きなので“これからどうしましょ☆”というお話しかしていませんでしたね。その後、いろんなお話をした後は決まって音楽DVDを見るのが流れでした。

この時はSteve VaiというギタリストのDVDにはまっていました。いやー、すごい!この辺が好きな人!是非、ご覧になってください。八田さんはいつも、人が届かないようなHigh Levelな位置に目標を置いて、本気で向かっていっていましたね。この考えは私のphilosophyとかぶるところがあったので、意気投合したのでした。
その考えとは「理想の追求」みたいなもんです。現状ベースではなく、あるべき(なりたい・したい)姿があるなら、実現以外に満足は得られない。自分の満足行く位置を理想と置いたとしても、中々達成できるものではありません。
ともかく、そんなことで将来は一緒にバンドをやりましょうとお話をしていました。



今週の八田さんは「激動の2005年2月25日」のメールからです。
いや、この人にはいろんな出来事や事件が濃縮されて来るんですね。こんな人、私はあと一人しか知りません。
まあ、とりあえずメールの添付からいきましょう。

高野さん

先ほどは突然のビジネスのオファーで驚かれたと思います。すみません。しかし、これは、私がこれまで苦労しながらも努力して築き上げて来た人脈の賜物であると感じています。ITベンチャーは私の本当の夢でした。新規事業なので、成否のほどはわかりませんが、チャレンジしてみる価値はあると思います。こんな話はめったに出会えるものではないので、高野さんと一緒に仕事ができたらうれしいです。さらに言えば、高野さんのMBAの資金作りにお役に立てたらうれしいです。ところで、アメリカのロースクールは、どうやら法学部卒じゃなくても行けるみたいです。ただし資格を持っている人は一年でない人は三年とカリキュラムは違うようですが。しかし、これで新たな目標が見えました。私もこのベンチャーで資金を稼いでアメリカのロースクールにチャレンジします。また、私も中津修業の仲間入りをさせていただくことになると思います。LSATは厳しそうですが、まずはTOEFLのスコア270を目指してまた猛勉強します。また一緒にがんばりましょう。

高野さんとアメリカのバーで飲めることを夢見てチャレンジしてみます。そのためにも、今回のビジネスで何としても成功したいです。学校を辞める宣言をしてからたったの数時間で新たなビジョンができたのは驚異的なことだし、私は高野さんを含めて何と素晴らしい人達に囲まれているのだろうと、この幸運に本当に感謝しています。これまで死ぬほど苦しい想いを経験してきましたが、やっぱり私幸せ者です。これからはまた新たに勉強と仕事ともに高野さんと切磋琢磨していきたいと思います。これからもなお一層よろしくお願いいたします。それでは失礼いたします。
八田 晋滋
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前半部が今週のポイントです。恐らく、この日に学校を辞めることになったのだと思います。その後に彼が教えていた塾の同僚(もしくは前の同僚)で行政書士の方がいらっしゃいました。この方が八田さんにNew Businessのお話を持ちかけたわけです。退学後で大変なときに一点の光にも見えるこのOfferは八田さんを喜ばせたのだと思います。確かE-learningというインターネットを通じた教育について会社を立ち上げる前に、知り合いの方たちに先にお話をして優先株のような権利を持ってもらい、代わりに同じようなシステムで出資者を募っていきたい(協力して欲しい)というものでした。
で、簡単に言うとねずみ講のようなものでした(実態はわかりませんが私はそう判断しました)。
八田さんも希望の光にすがりたいという気持ちが強く、私に相談をされました(この時点で本人は完全に乗り気でした)。そして、その人を紹介するので会って欲しいというOfferを頂きました。それがこの「突然のビジネスのオファー」というくだりでした。

まあ、実際にあってみると出資金40万円と通してE-learningの教材をチェックしてもらい(購入)、同様に知人に紹介をするStageに入って頂く(その後はねずみ講ですわ)。それから、何だっけな?そうそう、実際に上場したときのキャピタルゲイン等も視野に入れながら活動をしていくとか言っていましたっけ。で、こういうビジネスの最初はどうしてもブランド名がないので怪しくなる。したがって信用するか否かはその人次第ですと最初に言い切るわけです。恐らく引っかかる人は、同席する知人に気を遣って話しを聞き、そのまま熱意をもった知人とともに飲み込まれていくというパターンと思います。

まあ、私はそのときは比較的冷静(というか怪しいと思っていましたので)に聞いていました。フムフムと一応聞いて、自分もそんなに自由な時間があるわけではないので参加の可否は後ほど八田さんを通じて連絡すると伝えました。

で、その翌日、八田さんとお話をしました。八田さんはその時には契約書にサインをされた後だったようでしたが、「私は時間の関係上参加しませんと伝えてください。」の意思を伝えるとともにマルチ商法と判断した理由を数点列挙しました(確か20名紹介すると報酬が得られるとかいうノルマ方式だった点、キャピタルゲイン??株の発行も権利の購入もないのに?? NTT Docomoも同様の方式で起業した。今もその金で遊んで切らしている人たちがいる。 ヘラクレス上場企業の下層組織として動いている(ようなふりをしている)

その後、八田さんより「私はお金を払ってしまったのですが…、どうしたらいいでしょうか?」と問われました。

その時の私の回答は「まあ、40万くらいいいじゃないですか。勉強料としては高いけど、将来稼ごうとしている報酬からすれば“はした金“です。それより、私同様に声をかけられている方がいるのであれば、その対応を早くしましょう。」と伝えました。まさかもう手続きしているとは!とは思いましたが、40万円なんで(もちろん大きいですが)死ぬわけじゃないんでね。
ちなみにその間に大阪府警に情報提供をすべくコンタクトを取りましたが、彼らはやる気がなかったようです(多分、刑事立件できないからでしょうね)。

しかし、いろいろ起こるものです。ほんの数日のことだったと思いますが。
このころの彼の精神状態はきつかったと思いますね。しかも例の発熱は頻繁に起きていましたので…。

今日は大変なお話でした。

今週の八田さんは、こぼれ話からです。
先週に紹介させて頂いたメールに「私の本当の恐ろしさを刷り込んでやります。」というコメントがあったのを覚えて頂いてますでしょうか。ここだけ載せると捻じ曲がった印象を受けるかも知れませんが、我々の会話の中でこんなことをお話されていましたね。

「何かにぶち当たった時に、誰という対象ではないけれども、常に“おのれ見てろよ。”と思いながら努力するのが一番Powerが出ます。そう思いませんか?」
ちょうど、2005年のはじめくらいだったと思うんですが、そんなことを仰っていました。

でも、このコメント、重いっすね。よく考えてくださいね。
超健康体で最高にバイタリティーがあって、通常ありえない努力ができて、頭のいい人」が、ある日突然、原因不明の病で病気と一緒に生活をすることになったわけです。原因不明なので誰に文句言っていいのか…という対象すらないわけです。その内、免疫疾患ということまでは分かって、自分でその病気を治しにかかったのですからね。まあ、そりゃ“おのれ見てろよ。”と運命に対して吼えたくなると思いますね。

ちなみに私は、disagree でしたので、「いやいや、僕のPowerは本当に心の底から良いと思う考え(その時の状況からどんなに離れていても)を実現した時のことを想像するのが一番のmotivationになりますね。」と答えました。
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先週は免疫について知っている限りの情報を垂れ流したわけですが、今日は何でその免疫学っちゅうのが難しいのかというお話をしましょう。

通常の考えでは、何かおかしい部分があるということは悪影響を与える原因があるわけです。そのため、この原因を取り除くと正常に戻るというのが基本的なLogicのはずです。
ところが、免疫は非常にややっこしい。というのも、八田さんの場合は自分の免疫が自分の体を、「異物」と認識して叩いていたのだと思います。この症状を抑えるには、免疫抑制をするわけです。すると、今度は病原体にやられやすい体になるでしょ。だって免疫が少なくなるようにコントロールされているんだから。

でも、このお話は病院でするお話。実際の治療でのお話です。

研究所ではなんで免疫の病気が起こるのかというのを調べているわけです。すると、非常に細かい部分で悪さをする要因があったとしますね。これを抑制しようとすると…、あれれれれ?免疫が強くなっちゃった?ということが起こりうるわけです。なぜなら、一つの物質が抑制効果も促進効果も兼ねている場合があるからです。
これは困っちゃうのよね。超微細な部分で超たくさんある組み合わせの、原因らしいものを特定するだけでも大変なのに、そこにいるkeyとなる物質がへそ曲がりときたら、短期間の成果など期待できないわけです。
ということで、免疫学は難しいというのが一つの側面のようです。
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去年の9月、八田さんはつくばの産業総合研究所にいらっしゃいましたね。
また、そのうちにこのお話も出るでしょう。

今日はPre-MBAの時の仲間とHome Party(先生宅)に行ってきました。
宿題が終わっていなくて、帰ってからやっていたらあれよあれよという間に3時かい!
でも、一応は全てのノルマを達成。読むスピードも若干は速くなったかな?おかげで3時間のパーティーにフル参加できました。

明日からはまたまたはじまりまっせ。

“今日の八田さん“は2005年2月15日0:08AMからの抜粋です.
と、その前に。先日は四十九日があったそうですね。
未だに実感がわかずにコロラドにいるわけですが、時は粛々と過ぎていっているようですね。数名の方から管理者当てにコメントを頂いております。ありがとう御座いました。ところが、なぜかそのページから(当方が知らないだけかもしれませんが)返信ができません。大変申し訳ありませんが、しっかりと拝見しておりますのでご安心ください。

今日、ご紹介するのは厳しい内容のメールです.

高野さん
「今日は最低のバレンタインデーとなりました。教授にもうやめといた方がいいのではないかという退学勧告が来ました。いわく、熱意と気持ちはわかるが、その身体やったら何年やっても同じだ。君の人生のためにも良くない。学位も取れずに他人が研究が進んでいくのを見ているだけではストレスがかかるだけだ。自分なりの仕事を見つけて身体を第一に考えていくべきだと言われました。まあ予想はしてましたが。確かに現状では何も言えません。確かにあせっているのもストレスを感じているのも事実ですから。しかし、実験がおもしろくないのは事実ですが、止め時を決めるのはあくまでも自分です。色々考えてましたが、このまま引き下がっては高野さんのパートナーとしては、失格です。助教授は絶対辞めるなと言っていただいているのでもう一年チャレンジします。このままでは引き下がれません。ボーダーラインからはい上がって来た者の意地を見せます。とはいえこれでまた暴走すると今度は命取りになるので、心は熱く頭はクールに調子が出るまでは一日置きペースを貫きます
。それで来年でダメならば自分から辞めて臨床を狙います。まあ教授も身体を心配して言ってくれているのですが、人生設計なんぞ病気にかかってから狂いぱなしなんで経験済みです。そこいらのペーパーエリートと一緒にすんなって感じです。が、とにもかくにも身体が復活しないとどうしようもないので、いづらい日々が続きますが、マイペースは守ります。本当にお互いしんどいね。でも上の権力にいいなりになるのはしゃくなので助教授にもう無理だと言われるまでは粘ります。逆に悩みから一気に闘争本能に火がついたから良かったのかも。私の本当の恐ろしさを刷り込んでやります。その結果二年で終わったらそれはその時次の手を考えます。悔しいけど諦めません。

八田より愛をこめて」

まあ、プライベートなメールなので誇張表現はご了承ください.人は自分の言葉でも奮起をさせるものです。
あと、別に愛は込めてもらわなくても良かったのですが…、バレンタインデーだったので…。決して怪しい関係ではありませんでしたので、この点だけは誤解なきよう。

いやー、辛そうでしたね。とにかく、実験が進まないと焦るし、頑張ると体力消費とストレスで炎症が広がって39度5分とかになっちゃうんでね。だましだましという表現がぴったしだったかも知れませんね。以前から大分悩んではいらっしゃいましたが、私からはそのまま頑張りましょうというふうにしか言いませんでしたね。彼のライフワークでしたから、特に当時は。自分で自分の病気を治すための唯一の手段なわけです。この先、半月の間はいろいろと悩んだりされたようです。

おおっと、ところで先週の免疫の話の続きをしましょう。
先週は抗体には3ステージあるという話をしました。
第一ステージが好中球/マクロファージ/Natural Killer Cell(通称NK)
第二ステージがNatural Killer T-cell (Thymusは胸腺のことです)
第三ステージがT-Cell でした.

まずは、異物が血液中に入ってきたら「こいつ異物じゃねーの?」と疑って、一度アタックしてみます。そして異物と分かる(=抗原認識)ことが第一に必要です。では、いってみましょう。

<バイキン・ウィルス等をやっつけるメカニズム>
●抗原認識?抗体
抗原認識は抗原提示細胞(APC:Antigen Proposal Cell)となり得るマクロファージ・D.C・B細胞によって行われる。(D.C.=樹状細胞 Derdritic Cell /B細胞 Born Marrow Cell)

これらのAPCはクラス?を持っている特別な細胞(クラス?は全ての細胞が持っている)。APCは抗原にアタックし、分解する。この時に生じるペプチドをMHCが抗原情報を運ぶ。ここで抗原とみなされなかった異物はAnagyとして無視される。抗原とみなされた異物にはCD4などが作用し、サイトカイン(ILなど)が、異物排除指令を出すと
 
Helper T?Cell→ 骨髄
CD4 Positive → リンパ

細胞外(血液など)/ B細胞→プラズマ細胞→抗体(血清)となる。
細胞内 CD8 T-CellなどのKiller T-Cellが細胞内免疫となって働く。

※元々の図では骨髄とリンパが一つの円にくくられていて、それぞれ細胞内外に影響するイメージ。

そう、インフルエンザのワクチンもこんな感じで体内で作られます.
ワクチン=一度認識したT-CellはMemory細胞(C.D.44 High/C.D.4 Positive)として残る。無くならずに細胞分裂し記憶させる。

今日はここまでにしましょう.脳みそが溶けそうなので。
来週は何で免疫学がえっらい複雑なことになっちゃっているのかが分かるお話をします。

ちなみに、先に言っておきますが、私は超文型人間で、デニーズで話しながら聞いたこと(八田さんが紙ナプキンに乱雑に図式を書いてくれたもの)を理解したつもりでまとめた(一応ご本人には見て頂いています)ので、それから紹介をしております。早い話が、質問されても答えられない☆ということです。すみません、ご理解ください。

今週の八田さんは2004年2月1日のEmailからです。
高野さん
こちらこそ日曜日は愚痴を聞いていただいてありがとうございました。物凄く気楽になった気がしてます。ところでやりましたね!大台に乗せましたね。後はRを上げて一気に250ですね。苦労のかいがありましたね!来年度は確実に本命ミシガンに挑戦状を叩きつけられそうですね。もうあっさりと私のスコアを抜いてしまってください。今度は私が英語を教わりますので。私も今日ほんの少し前進しました。苦しんだ結果、やっと腸管からT細胞を取ることができました。この方法で腕が安定してくれば、勝負できるネタがあるかもしれません。お互い一朝一夕でのし上がれるような楽な勝負をしているわけではないので、泥水をすする想いで日々がんばりましょう。まずはおめでとうございます。

八田
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こんなメールを頂きました。当方、恥ずかしながら結局TOEFL(CBT)で250を超えることは出来ませんでした。当時はミシガン大を第一志望にしていました(会社から行くことを前提に考えていました。そうでなくてもびかびかの第一志望でした)。ああ、そうです。確か八田さんのCBTのMAXは247だったかな?私、MBA生なのに負けているんですね。
コロラドに来てTelecomの学生と交流をする機会があるのですが、奴らはGREを受けています。八田さんもGREを受けていて非常に苦しんでいらっしゃいました…って、あのテストが鬼(ひどい)テストなのでね。
GREはアメリカのMBA以外の大学院に行く人が受ける共通一時(センターテスト)みたいなものです。でも大学院用なので英語が激ムズです。数学は逆に思いっきり簡単(理系には)なので、彼らは専門のテストも受けなければなりません。記憶力に自信を持っていた彼でさえ、短期間に成果を出すのは苦労されていました。
まあその甲斐あって阪大の受験準備も進んだのだと思います。

でも、この時期には実験も体調も芳しくなく(体調が悪いと仕事できませんので)、苦しんでいらっしゃいました。この日は一つの成果を出したようですね。

私が聞いている位のお話なので非常に簡単にですが、免疫について語らないとこの時期の八田さんのことが伝わらないと思いますので、ちょっとずつ紹介しましょう(聞き手が私:文型人間ですので、多少の誤解が含まれていると思いますがご堪忍ください)。

そもそも免疫って何すかね?
体の中に入ったばい菌をやっつける奴。
こんなイメージを持っていました。まあ、ばい菌というか元々、人間の体にいないはずの悪い生物が入ってくると体に良くないので、こいつを叩きましょう。ばい菌は大きなサイズの悪玉。ウィルスはもっと小さな悪玉。
で、こいつらをやっつけるのが免疫のお仕事。
異物をやっつける抗体も3段階のステージがあるそうです。

 第一ステージ Natural Killer Cell (通称:NK)
 (自然免疫) 好中球
マクロファージ
*マクロファージは抗体として働くのと同時に抗原提示細胞としての役割も果たす。
炎症部にこれらの抗体を集めるのがインターフェロンの一つのお仕事です。

 第二ステージ Natural Killer T-Cell
          :Cellは細胞 (TはThymus:ザイマース 胸腺)
NKとNKTは肝臓に多く、C型肝炎患者にインターフェロンを投与するのはNK/NKTを活性化させるため。

 第三ステージ T-Cell

この中のT-CellというEmailではT細胞といっているのを実験で取り出すことに成功したといっているのです。
八田さんのやっていたことの一つに、Knock Out Mouseという人工的に遺伝子異常を起こさせたマウスをつかった実験がありました。免疫が作れないとか異常に作られちゃうとか、そんなやつだったと思いますが、とにかく人工的に遺伝子異常を持たされたマウスに病原を注射して、変化のおきた細胞を取り出すとかいう感じだったと思います。で、この手順が非常に複雑で、英文の手順書を一人で読みながら実験をマスターしたというのがこの日の手紙だったようにおもいます。
病気になったマウスをさばいて、すりつぶして細胞を取り出す作業に8時間くらいかかるとか言っていましたね。ずうっと集中しつづけねばならない仕事で疲労困憊してました。
あと、面白かったのは、英文の手順書にしたがって実験を終了しかけた最後の文章に、
「なお、この実験は非常に疲れるので、一人でやらないほうかいい!」と書いてあったそうです。
「はじめに書いておけ!」って叫んでいました。

八田さんはこの実験を数度やっているうちに4時間くらいで実験可能になったとか言っていたかな?2/3の作業時間ですからね。

免疫のお話の続きはまたしましょう。というのも、これは一つの大きなお仕事だったので、是非皆さんに紹介したいとおもいます。

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わたしゃ、明日からMBA初日ですわ。
Pre-MBAの時に学校から「うちの学校は工業とか医療機器とかITとかに強く、Business Schoolと技術者のタイアップも盛んなんだ!」といっていたわけです。That's why I chose CU. (←コロラド大のこと)
まあ、いつの日か(ある程度の修行がいりますが)八田さんとお話した世界に誇れるメーカーを作れるように日々精進します。

最後に
「お互い一朝一夕でのし上がれるような楽な勝負をしているわけではないので、泥水をすする想いで日々がんばりましょう。」この言葉、我々の当時の気持ちをストレートに表していますね。
人生とは…。自分の価値観に従って生きる怖さとそれでも首をもたげる信念の葛藤。社会的にも評価されにくいチャレンジ(先が不透明ですから)。中々あがらない成果(私の場合は英語の成績ですね)。

今、チャレンジして苦しんでいる人。是非、継続して達成してください。
おおっと、今の私自身に対する言葉のようですね。
ではでは。今日はこの辺で。







プロフィール

Keigo

Author:Keigo
千葉県出身37才男:千葉南高校・明治大学卒業後、石油化学メーカーに9年間勤務。
2006年7月より私費にてコロラド大学MBAに留学。
良い製品を世界に広げられるメーカーをつくるべく、MBAを志望。エリートらしさのかけらもないMBA学生生活とその後を発信。
帰国後は外資系化学メーカー勤務。でも、やっぱりエリートらしくない…。



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